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青い眼の琉球往来  新刊

ペリー以前とペリー以後

青い眼の琉球往来

明治の初めに王国がなくなるまでの琉球の姿を、バジル・ホール、ペリーら“青い眼”の人々の航海記、遠征記などの記録から読み解く

著者 緒方 修
出版年月日 2017/10/06
ISBN 9784829507216
判型・ページ数 4-6・244ページ
定価 本体2,200円+税
在庫 在庫あり
 

目次

序 章 青い眼が記録した琉球
平和で美しい楽園?/青い眼の琉球に対する見方は一様ではない/大地獄の世界?/琉球滞在記を読み解く/200年前の世界
 第1部 ペリー以前 平和な愛しき島           
第1章 バジル・ホールの航海記
さらば愛しき島よ、民よ/非友好交流/好意的な人々/ウチナーンチュの心/ナポレオンとの会見
第2章 クリフォードの訪琉日記
英国海軍からリストラされたクリフォード/「女が見えたぞ!」
第3章 フォルカード神父の琉球日記
1840年代とはどんな時代だったのか/若き宣教師フォルカード/琉球側の偽装作戦/十字架発見!/社会不安が続くフランス/信徒発見?/もうひとりの宣教師ベッテルハイム/フランスの狙い/屋我地島のオランダ墓/那覇・泊港のオランダ墓に葬られたのは仏人宣教師?/花びらのような十字架の謎
第4章 マルタ騎士団の来琉?
三大騎士団/アマルフィの商人たち/世界遺産の「騎士の城」/領土なき「国家」/裕福な海賊たち/ロードス島攻防記/城壁上に立つ600人の騎士たち
第5章 長期滞在が引き起こしたベッテルハイム問題
はた迷惑な眼鏡先生/「鎖国日本、暗黒の帝国へと攻め上る」/拝み倒す琉球の役人たち/「琉球は独立国ではない」
第6章 石垣島唐人墓事件
犠牲になった多数の唐人/どんな事件だったのか/中国人民の正義の闘争の初歩的な勝利?/入り乱れる「国益」
第7章 琉球を訪れた宣教師たち
沖縄に根づいた祖先崇拝、自然崇拝/黎明期の琉球宣教のエピソード
第2部 ペリー以後 恫喝におびえる島          
第8章 ペリーは、なぜ日本に来たのか?
次々と押し寄せる異国船/琉球が陥った経済破綻/ペリーから娘への手紙/決闘が生んだ愛/ペリーに決まるまで/捕鯨船員の嘘で世論が変わった/分かっていたペリー来航/横井小楠の手紙/パナマ運河による東アジア政治・経済へのインパクト/コロンブスの志/アメリカ合衆国の海軍/ペリーが学んだ東洋人との付き合い方/クリミア戦争の影響/ペリ―の沖縄海軍基地構想
第9章 ペリー提督の日本遠征記
東廻りの航路で琉球へ/琉球各地を調査したペリー/三つのペリー上陸記念碑〈久里浜・伊豆下田・那覇市泊北岸〉/仕事をしない男たち/琉球王国との永久協定のための提案
第10章 琉球王国の崩壊
ペリー艦隊殺人事件/強制された琉・米条約/首里城明け渡し/波瀾万丈劇に幕/涙で送られる国王
第11章 宮古島で座礁したドイツ商船
宮古島の「博愛美談」/ドイツ商船ロベルト号座礁/皇帝ヴィルヘルム一世からの指示/「博愛美談」再び、三度復活

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内容説明

さまざまなエピソードで綴る歴史紀行エッセイ。 

琉球は、唐の世から、ヤマト世、アメリカ世、そして再びヤマト世と荒波にさらされてきた。明治の初めに王国がなくなるまでの琉球の姿を、バジル・ホール、クリフォード、フォルカード、そしてペリーら“青い眼”の人々の航海記、遠征記などの記録から読み解く。

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