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東大全共闘と社会主義 全5巻(分売可)  新刊

東大全共闘と社会主義 全5巻(分売可)

書かずには死ねない!当事者による東大全共闘運動の総括と、社会主義社会への展望を提示する。

著者 高口 英茂
出版年月日 2016/11/21
Cコード 0030
判型・ページ数 A5・2458ページ
定価 本体12,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

各巻の詳細目次
❖ 第1巻 国家と戦争、そして暴力
第1章 部族社会から国家へ(王権の確立と王有財産の拡大)
1.「国家」を根底から考える/2.王権の成長/3.国家の拡大/4.国家内部の階層化
第2章 戦争による国王領土の拡大とその内部的外部的争奪戦の展開
1.「ステート」の争奪戦が戦争の基調/2.歴史時代の戦争/3.今次大戦を最後の世界大戦に
第3章 政治的解決が行き詰まった際に発現する「暴力」
1.「新左翼」の暴力性/2.自然に生起する〈神的暴力〉、担うべき「戦争を防ぐ暴力」

❖第2巻 所有および差別の起原と家族の来歴
第1章 生産手段所有の発生とその変遷
1.「所有」の原初形態/2.大地の所有/3.「入り会い」原理の確立を目指して
第2章 他者人身の所有・支配(奴隷制と人身売買)の歴史
1.歴史上の奴隷存在と現代の奴隷/2.奴隷境涯と労働者身分
第3章 差別の出現と現代の反差別運動
1.差別の生起/2.「国内居住異民族」に対する多数派「国民」の差別/3.「差別」はどうすればなくせるのだろうか
第4章 家族の起源とその歴史
1.「核家族普遍論」の席巻とそれへの異議申し立て/2.「家族」の誕生を追えるだけ追う/3.近代の家族の基調は「家父長制小家族」
第5章 現代における家族の変容と女性たち(フェミニズムの動向を中心に)
1.70年前後の第二波フェミニズムの興隆と沈静化/2.第三波フェミニズムへの序章

❖第3巻 資本制社会の形成とその発展
第1章 歴史時代の所有と国家をめぐる議論(アジア的生産様式論争)
1.実現すべき革命の性格は反封建革命か反資本主義革命か/2.資本主義の揺籃になった西欧封建制の実像/3.資本主義に移行しなかった中国社会
第2章 ヨーロッパ資本主義世界=経済の登場(資本主義をめぐる議論)
1.資本主義は西欧でなければ誕生しなかったシステムか?/2.構造としての資本主義(世界システム分析の有効性)
第3章 自由主義・基本的人権・民主主義・代表制民主主義
1.消極的自由と積極的自由の相克/2.民主主義と代表制民主主義の相克
第4章 官僚制国民主権の国民経済と階級闘争
1.国民国家国民経済体の形成と官僚制/2.国民経済における「階級」の概念の揺らぎ
第5章 資本主義経済の全球的拡大(「帝国主義の時代」)
1.「帝国主義」の定義/2.「帝国主義の時代」の変容としての戦後世界

❖ 第4巻 戦後の資本主義化の進行と持続
第1章 社会主義国家建設の失敗と社会主義運動の沈滞化
1.ネックであり続けた旧ソ連の農業/2.中国文化大革命と提起された分業の克服/3.さまざまに試みられたがいずれも不如意の社会主義構想
第2章 金融資本の天下(自由金融制資本主義の時代)
1.バブルの発生と崩壊を必然とする資本主義/2.自由金融制資本主義の時代へ
第3章 リベラリズムのたそがれ(現代の正義、倫理、私有、および「覇権」)
1.リベラリズムの歴史伝統を否定する新自由主義の席巻/2.こんにちの世界に普遍する「価値観」とは何か
第4章 「自由金融制資本主義」の中での世界
1.急進イスラム主義運動の衝撃/2.アメリカの覇権状態は続くのだが……/3.動揺収まらない世界
第5章 資本主義の賞味期限
1.無限の成長を存続条件とする資本主義/2.インパクトあるイノベーションを励起できる可能性につく疑問符

❖ 第5巻 東大全共闘運動の総括と社会主義社会への展望
第1章 東大全共闘運動は何と格闘したのか
1.東大全共闘運動は否定すべき運動だったのか/2.東大全共闘運動の総括/3.全共闘型運動の世界的広がり
第2章 社会主義社会への展望
1.社会主義社会は実現できるのか/2.日本への具体的提案

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内容説明

 

 

“私は、1968年当時考えていた社会主義イメージはどのようなものであって、それが現在、どう生かされるべきか、考えたままを綴ることにした。そうした思考を通じてしか、現代社会が直面する危機に対処できないのではないかという感覚が働いた。そうした直感に原動力を得て書かれたものが本シリーズである。”

❖ 第1巻 国家と戦争、そして暴力

ISBN978-4-8295-0694-3

A5判 380頁 本体 2,200円

国家と戦争の来歴、全共闘運動・新左翼運動の一つの側面である「暴力」について論ずる。

 

❖ 第2巻 所有および差別の起原と家族の来歴

ISBN978-4-8295-0695-0

A5判 532頁 本体 2,500円

1970年代のポスト全共闘運動期に取り組まれた差別撤廃闘争、フェミニズム低調の要因、家族のあり方について論ずる。

 

❖ 第3巻 資本制社会の形成とその発展

ISBN978-4-8295-0696-7

A5判 558頁 本体 2,500円

なぜ資本主義が世界を席巻できたのか、ウォーラーステインの資本主義観やさまざまな論争を整理しつつ考える。

 

❖ 第4巻 戦後の資本主義化の進行と持続

ISBN978-4-8295-0697-4

A5判 548頁 本体 2,500円

戦後の社会主義運動が頓挫した理由、資本主義システムに重要な役割を果たした「金融」の摩訶不思議などを論ずる。

 

❖ 第5巻 東大全共闘運動の総括と社会主義社会への展望

ISBN978-4-8295-0698-1

A5判 440頁 本体 2,300円

まもなく50周年を迎える東大全共闘運動を自らの体験に基づいて総括。小熊英二の著書『1968』を全面批判する。

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