原爆を落とした男たち
マッド・サイエンティストとトルーマン大統領
“原爆投下は戦争終結を早め、米兵だけでなく多くの日本人の命を救った”という原爆神話のウソをあばいたノンフィクション!
著者 | 本多 巍耀 著 |
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出版年月日 | 2015/10/26 |
ISBN | 9784829506608 |
判型・ページ数 | A5・368ページ |
定価 | 本体2,700円+税 |
在庫 | 在庫あり |
目次
大統領に明かされた原爆開発の秘密/ハリー・トルーマンの半生
第二章 ロス・アラモス原爆研究所
イーストパレス通り109番地・サンタフェ/IBM601型パンチカードシステム/量産型原子爆弾/原爆は京都に落とせ/原爆実験、暗号名は三位一体(トリニティー)
第三章 ポツダム会談
米ソ亀裂の発端となったアメリカ兵捕虜/モロトフ外相に放ったトルーマンのワンツーパンチ/ドイツ無条件降伏/ツェツィーリエンホーフ宮/空白の一日(7月16日月曜日/スターリンの心臓発作)/会談初日(7月17日火曜日/昭和天皇玉音放送29日前)
第四章 玉音放送までの四週間
スターリンの子守歌(近衛公爵特使派遣)/チャーチル、表舞台を去る/日本、ポツダム宣言を黙殺/ヒロシマ/満州とナガサキ/日本の降伏(戦艦ミズーリ)
内容説明
やればどうなるかよく知っている科学者たちが
なぜこれほど残酷な兵器を開発したのか?
そして、政治家、外交官、軍人はこれにどのように向き合ったのか?
原爆の開発から投下までの、科学者の「狂気」、
投下地点をめぐる政治家の駆け引き、
B-29エノラ・ゲイ搭乗員たちの「恐怖」……
原爆投下を承認したトルーマン大統領、「原爆の父」と呼ばれたオッペンハイマー博士、天才物理学者ファインマン博士、マンハッタン計画責任者グローヴス少将、原爆使用を力説したバーンズ国務長官、原爆投下を検討した暫定委員会委員長スティムソン陸軍長官などの動きを克明に追う。
“人間は、何かの拍子でボタンを掛け違えてしまうと、簡単にヒトラーまで行ってしまう”
★既刊『原爆投下への道程―認知症とルーズベルト』(本体 2,800円)の続編
電子書籍あり ConTenDo 下記URLへ
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