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原爆投下への道程

認知症とルーズベルト

原爆投下への道程

日本に投下された原爆はどのように開発されたのか?原爆開発の経緯とルーズベルトら連合国側首脳の動きを追ったノンフィクション。

著者 本多 巍耀
出版年月日 2013/04/12
ISBN 9784829505847
判型・ページ数 A5・450ページ
在庫 在庫あり
 

目次

■第一部  原子力エネルギーには兵器の刻印
第一章 原爆をめぐって
 1.ヒトラーの恐怖が生んだアインシュタインの手紙
 2.核弾頭のサイズはパイナップルとテニスボールのあいだ
 3.ドイツの原爆製造を阻止せよ(重水工場爆破作戦)
第二章 原爆素材はウランとプルトニウム
 1.マンハッタン計画と最強のプロジェクト・マネージャー
 2.ウラン分離濃縮工場
  (1) K-25ガス拡散工場(瀕死のプラント)
  (2) Y-12電磁分離工場(誤算のプラント)
  (3) S-50熱拡散工場(起死回生のプラント)
 3.原子炉、もう一つの原爆素材を求めて
  (1) 世界初の原子炉は木造建屋
  (2) プルトニウム
  (3) 巨大原子炉プラント
  (4) キセノン毒
 4.メルトダウンの悪夢を引き起こした風船爆弾(フ號兵器)
  (1) ジェット気流と純国産技術
  (2) アメリカの衝撃
■第二部  各国首脳の健康状態
第一章  主治医たち
 1.チャーチルとルーズベルトの疾患
 2.テヘラン会談
  (1) ルーズベルト、スターリンに惚れ込む
  (2) 互いの本性(ルーズベルトとスターリン)
  (3) 四日間の本会議(十一月二十八日から十二月一日)
 3.ハイドパーク対日原爆投下密約
第二章  ルーズベルト未完の肖像画
 1.ヤルタ会談
  (1) 黒海のほとり
  (2) 格闘
  (3) ソ連の対日参戦
  (4) 落日の大英帝国
 2.ルーズベルト死す
  (1) グローヴス准将の原爆書簡とルーズベルトのヤルタ会談議   会報告
  (2) 画家エリザベス・シューマトフ女史

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内容説明

恐怖の衣をまとってこの世に現れ、広島と長崎に投下された原子爆弾はどのように開発されたのか?

世界初の核分裂現象の実証から、ルーズベルト大統領急死までの6年半をとりあげ原爆開発の経緯とルーズベルト、チャーチル、スターリンら連合国首脳の動きを克明に追ったノンフィクション。

 マンハッタン計画関連文献、アメリカ国務省関係者の備忘録、米英ソ首脳の医療所見資料など膨大な資料から政治指導者の病気の影響も見えてきた。

 

電子書籍もあります。下記URLへお願いします。

http://www.contendo.jp/genbaku/

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