佐佐木行忠と貴族院改革
目次
佐佐木行忠手記/佐佐木行忠貴族院改革関係論稿/貴族院改革関係新聞記事/貴族院に関する論説目録/解説(広瀬順晧・佐佐木行美)/佐佐木行忠年譜/家系図
内容説明
戦前8年間、貴族院副議長を務めた侯爵佐佐木行忠が書き遺した「手記」を初公開。大正13年の清浦内閣成立にともなう貴族院改革論議は、昭和前期政治史・議会史の争点のひとつだが、基礎史料の欠如からこれまでの政治史研究では十分扱われていなかったテーマ。本書は、佐佐木の手記を中心に、貴族院良識派が発行した雑誌『青票白票』などに寄稿した佐佐木の論文、当時の新聞に掲載された関連記事などを集成。