1 戦略思想家と戦略
▲“戦略は科学にはなり得ない”
2 戦略研究のための分析法
▲“戦略には道徳的な価値判断は適用されない”
3 累積戦略と順次戦略
▲戦略を2つのパターンで具体的に分析
4 戦略理論の肯定
▲戦略の理論的分析は現役の軍人だけの仕事ではない
5 今までの戦略理論
▲海洋理論、航空理論、陸上理論、毛沢東の理論の4つの戦略理論を詳しく解説
6 今までの戦略理論の限界
▲リデルハートの「間接アプローチ」を高く評価
7 総合理論の根底にある想定
▲いつでも、どこでも適用できる戦略の総合理論とは
8 総合理論の発展
▲「戦争のパターン」と「重心の操作」の重要性を史実で説明
9 理論を応用するための教訓
▲実際に当てはめる時の3つの教訓とは
10 結 論
▲狭い分野に限定しての議論は危険である
あとがき:二十年後
▲初版刊行後20年の完全版で付け加えられた
【参考記事A】「太平洋戦線を振り返って」からの抜粋
【参考記事B】海洋戦略について
【参考記事C】なぜ水兵は水兵のように考えるのか
イントロダクション(ジョン・ハッテンドーフ)
▲1989年の完全版で付け加えられた紹介文
訳者解説・あとがき(奥山真司)
索 引
■著者
Joseph Caldwell Wylie(1911−1993)
米国海軍の元中将。1972年に退役。マハン、ルース以来の現役軍人としての戦略思想家。第二次世界大戦の太平洋戦線では、ガダルカナルの諸海戦で最新のレーダーを駆使して日本海軍と対峙。戦後は陸海空の指揮系統を統一して相互の協力関係を進める統合作戦の推進者として有名になる。本書の他にも数多くの論文を専門誌に発表しており、米国軍内、特に海軍の士官教育や現代の軍事革命(RMA)の議論における思想的影響は大きい。
■訳者
奥山真司(おくやま まさし)
1972年生まれ。カナダ、ブリティッシュ・コロンビア大学卒業。現在、英国レディング大学大学院戦略学科博士号課程在籍中。米国地政学研究家、国際平和協会主任研究員。著書に『地政学』(五月書房)、訳書に『平和の地政学』(スパイクマン著、芙蓉書房出版)、『戦略の格言』(グレイ著、芙蓉書房出版)、『大国政治の悲劇』(ミアシャイマー著、五月書房)などがある。
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