中国の海洋戦略にどう対処すべきか
太田文雄・吉田 真著
A5判ソフトカバー
160頁
定価(本体 1,800円+税)
ISBN978-4-8295-0536-6
中国の海洋覇権の脅威はアジア全域に迫っている!
急激に変化しているアジアの安全保障環境の中で
日本のとるべき方策を提言する
本書の内容
第1章 軍事戦略
孫子の兵法/積極防御戦略/三戦/超限戦と瓦解戦(尖閣諸島に対する瓦解戦の適用例)/日米同盟の分断
第2章 海洋戦略
国家海洋戦略/海軍戦略(海洋の戦略的国益/中国海軍の主任務)/現代のマハニズムとその限界/A2/AD戦略
第3章 中国海軍の組織編成
各軍種に対する中央の指揮組織/海軍の組織(北海艦隊、東海艦隊、南海艦隊、党政治委員会制度と政治部行政組織、政治機関内の民衆工作と司法組織)
第4章 中国海軍の人事、教育、訓練
人材確保の人事、教育施策 /解放軍及び海軍の教育機関と士官教育 /下士官の育成と徴兵 /訓練(軍事訓練評価大綱、統合訓練) /思想・政治教育の強化
第5章 中国海軍の装備
空母の開発/駆逐艦・フリゲート艦・ミサイル艇/潜水艦/強力な対艦攻撃力をもつ航空戦力/揚陸艦/補給艦/音響測定・試験艦/病院船/掃海艇/装備兵装と作戦
第6章 中国海軍の活動、作戦、ドクトリン
新時代の積極防御について(新時代の「積極防御」の戦い方の特色) /海軍の「積極防御」と活動域の拡大(近海積極防御における作戦の重点、海軍の活動域の拡大と発展) /近(遠)海における積極的な防御(海軍作戦、東アジアに関わる戦闘様相) /海軍の最近の行動とねらい(水上艦艇の行動、潜水艦の活動、情報収集活動、機雷戦の目的と奇襲性)
7章 海軍以外の海洋アセット
中国の海洋関連機関/国家海洋局(中間線のダブル・スタンダード、海監総隊)/海上民兵/海巡
第8章 対 策
自助努力(弾道・巡航ミサイル防衛の向上、対潜戦・対機雷戦能力の向上、サイバー攻撃対策、第5世代戦闘機の整備、情報力の活用、信頼醸成、中国に対する非対称戦)/米国との共同(AirSea Battle)への協力、集団的自衛権の行使に関する検討)/日米同盟への影響(安保条約に基づく協力、安保条約に組み込まれた制約要因と相互協力、相乗効果追求による対日米分断(カウンターアンカップリング)/その他の海洋国家・民主国家群との共同(オーストラリア、インド、韓国、ASEAN、欧州)

著 者
太田 文雄(おおた ふみお)
防衛大学校国際教育研究官兼政策研究大学院大学連携教授。昭和23年生まれ。昭和45年防衛大学校卒(14期)。

吉田 真(よしだ まこと)
防衛大学校教授。昭和32年生まれ。昭和55年防衛大学校卒(24期)。

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