徹底検証
グローバル時代のトヨタの危機管理
佐久間 健(コミュニケーション戦略研究所代表)著
A5判ソフトカバー 212頁
2,415円(本体 2,300円)
ISBN978-4-8295-0535-9
グローバル時代に求められる企業の危機管理とは?
米国における大規模リコール問題で危機を迎えたトヨタは
どう対処したのか徹底検証する
本書の内容
第1章 トヨタのリコール問題の論点
リコール問題のポイント/日本と米国のリコール制度/自動車リコールの特徴/日米貿易摩擦に見る自動車戦争の歴史/トヨタが米国企業としてステタートしたNUMMI/トヨタの危機は日本経済の危機
第2章 トヨタのリコール問題と危機管理
米国でのリコールの経緯/米国マスコミの反応と対策/米国運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)の反応/監督官庁、国土交通省、経済産業省の反応と対応/米国議会公聴会/公聴会以降の動向/トヨタの反撃「公開実験」/トヨタバッシングは米国の巧妙な仕掛けか/連邦大陪審・州司法当局等の動向「米国で起こる企業危機」/購入者の訴訟問題/米国の株主集団訴訟/その後の公聴会/米国運輸省のリコール問題の最終結論
第3章 リコール問題をめぐる危機管理の検証
リコール問題に関する危機管理の検証/トヨタのリコールはグローバル時代の企業危機/企業理念の確認が最大の危機管理/トヨタの危機管理の問題/リコール問題を通じて反省すべき課題/批判された役員の記者会見/役員の危機感への感度/豊田章男社長の記者会見/マスコミとのコミュニケーションの問題/公聴会対応の検証と評価/『コンシューマー・レポート』の影響力とお客のトヨタへの反応/トヨタの危機への感度/トヨタの組織とガバナンス/危機管理の心理と本質/トヨタの敵はトヨタにいる/豊田社長とマスコミ
第4章 トヨタの復活と危機管理
トヨタの復活計画/「カイゼン経営塾」の開講/トヨタの企業文化の再確認/ステークホルダーとのコミュニケーション強化/戦略的広報/トヨタグローバルビジョン2020/トヨタの復活とグローバル企業としての課題/トヨタのCSRは発展と危機管理に貢献/ローカルルールと社会文化・慣習の尊重/IABの活用と危機管理
第5章 トヨタのグローバル展開と企業危機
トヨタのグローバル展開を支える理念/グローバル社会がトヨタに期待すること/トヨタのグローバル戦略とローカル戦略/トヨタの新グローバル戦略2015/グローバルな人材の活用と育成/トヨタの危機に直結する中国戦略/インド市場での激烈な競争/新興国における低価格競争/自動車産業の危機とレアメタル争奪戦/次世代車の競争とグループ化・提携/モンスター化した自動車の危機管理/トヨタの現実的な危機対応「軽自動車へ進出」/トヨタ次世代車のソフト開発でマイクロソフトと提携/FTA問題と企業危機/BCP事業の継続と危機管理/参考にしたいサムスン李会長の危機感/GEの社内コミュニケーションと危機管理

著 者 佐久間 健(さくま たけし)
1943年生まれ、早稲田大学卒業。電通PRセンター(現電通パブリックリレーションズ)営業本部長を経て、2002年(株)コミュニケーション戦略研究所を設立。 経済人コー円卓会議日本委員会エグゼクティブアドバイザー、総務省大規模災害「初動時における情報収集検討委員会」委員を努める。現在、企業を中心にCSR、危機管理、、広報などのコンサルティング、講演や執筆活動を中心に活躍。著書は、『知りながら害をなすな――優良企業はCSRで生き残る』(ダイヤモンド社)、『トヨタのCSR戦略――世界から尊敬される企業の経営』『キヤノンのCSR戦略』『CSR戦略の方程式』『アサヒビールのCSR戦略』(以上、生産性出版)その他。

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